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[ 286字|2001.1.6|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、今年末の総外貨準備高は160億ドルと予測
ブエナベントゥーラ中央銀行総裁は、2001年12月末の総外貨準備高が145─160億ドルとの予測を示した。最低でも00年12月末レベルを維持するもよう。同総裁は、今年度は、①米国のウォールマート・ストアーズ社(米系)などの外資系小売大手が国内小売市場に参入②NTTドコモなどがフィリピンで第3世代携帯電話(3G)事業を展開③サンミゲル株27%の凍結解除、売却──などにより外貨が流入、総外貨準備高を引き上げるとみている。比の総外貨準備高は昨年3月には160億ドルと過去最高を記録したものの、10月には130億ドルに減少。その後は145億ドル(11月末現在)にまで回復した。