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[ 273字|2000.12.9|社会 (society)|econoTREND ]
□ホットマネーが2カ月連続で入超
中央銀行の調べによると、今年10月に国内に流入した投機的な短期資本(ホットマネー)は2億3,570万ドル、国外への流出は1億6,840万ドルで、同月は6,730万ドルの純流入(入超)だった。これで、2カ月連続して入超となった。①フィリピン長距離電話会社(PLDT)やサンミゲル社、アヤラ・ランド社など優良企業の株価が値下がりし、投資家が買い時と判断した②大蔵省証券(TB)への投資が活発化した——ことが要因。しかし、1—10月期の純流出(出超)は2億7,110万ドルで、前年同期に記録した3億9,710万ドルの純流入から一転、大幅な出超となった。