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[ 224字|2000.12.9|社会 (society)|econoTREND ]
□総外貨準備高が増加
中央銀行の発表によると、今年11月末現在の総外貨準備高は144億9,600万ドルだった。10月レベルに比べ8,400万ドル増加した。同額は、4.5カ月分のモノとサービスの輸入額に相当する。中銀は10月以降、ペソ防衛のため1997年7月の通貨危機発生以来最大級の市場介入を行い、総外貨準備高は減少傾向にあった。今回、増加に転じたのは、主として各国政府から開発援助金が送られたため。中銀は、12月末の総外貨準備高は目標の161億ドルを下回るとみている。