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[ 254字|2000.11.28|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、翌日物金利据え置き
中央銀行は24日、翌日物借入金利を現行の15%、貸出は17.25%にそれぞれ据え置く決定を下した。大蔵省証券(TB)のレートが下落に転じたにもかかわらず引き下げを実施しなかった理由は、①11月のインフレ率が未発表②ペソの対ドルレートが依然、不安定——など。中銀は、市場に過剰な資金が出回っている可能性を考慮し、翌日物金利の引き下げに慎重な姿勢を示している。しかし、年内に実施する方針。一方、同日のフィリピン外国為替市場では、中銀が金利を引き下げるとの憶測が広まったことなどからペソ売りが進み、ペソ安となった。