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[ 265字|2000.11.14|社会 (society)|econoTREND ]
□NEDA、景気後退は否定
メダリヤ経済開発庁(NEDA)長官は、エストラダ大統領の違法賭博(とばく)疑惑に端を発する政情不安が今後も続く限り、2001年度は経済成長率が2%に落ち込み、インフレ率は通年で8%に上昇、財政赤字は1,000億ペソにまで膨れ上がると予測している。しかし、経済がゼロ成長、もしくはマイナス成長に転落する可能性は否定、「最悪の場合でも、景気後退(リセッション)には陥らない」としている。今年第3四半期(7—9月期)に関しては、国内総生産(GDP)の成長率が4%となり、国民総生産(GNP)は目標の4.5—5.5%を達成するとみている。