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[ 246字|2000.10.17|社会 (society)|econoTREND ]
□仏のセメント大手が比での事業拡張を延期
フランスのセメント大手ラ・ファルジ社は、フィリピンでの事業拡張計画を延期すると発表した。理由として、セメントのダンピング(不当廉売)問題と政情不安に伴う景気後退で需要増が見込めないことを挙げている。同社は当初、今年度のセメントの販売量を比で前年比4—5%増と予測していたが、大幅に下方修正したもよう。2001年度は今年度のレベルをさらに下回るとみている。このため、現地法人のFRセメント社とロイズ・リッチフィールド・インダストリアル社への増資(計2億5,000万ペソ)は当分見送る方針という。