econoTREND
[ 253字|2000.9.14|社会 (society)|econoTREND ]
□SSS住宅ローン利用度が大幅減
政府系金融機関、社会保険機関(SSS)は、今年1—7月期に住宅ローン予算として前年同期比158%増の121億1,000万ペソを割り当てた。しかし、実際に利用されたのは同96.7%減の5,149万ペソ(全体の0.43%)で、建設された家屋は同97.7%減の169戸にとどまった。フィリピン人海外就労者(OFW)などを対象に利用奨励キャンペーンを実施したにもかかわらず、利用率は大幅に落ち込んだ。SSSの住宅ローンを貸し出すための窓口である銀行が、ローンの不良債権化を恐れ貸し渋ったことなどが要因とされている。