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[ 223字|2000.9.14|社会 (society)|econoTREND ]
□比ネッスルなどがミルク値上げ
ネッスル・フィリピンズ社(スイス系)は、「カーネーション」や「ベア」、「ニド」といった商標名で知られるミルク製品の価格を平均5%引き上げた。また、国内資本のアラスカ・ミルク社も無糖練乳(エバミルク)、練乳(コンデンスミルク)を8%、粉ミルクは4%それぞれ値上げした。両社とも、ペソ安により輸入原料の価格が高騰したことを主な理由に挙げている。比ネッスルは、「過去2年8カ月間にわたりミルク製品の価格を据え置いてきたが、もはや限界」と説明している。