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[ 268字|2000.9.12|社会 (society)|econoTREND ]
□8月末の総外貨準備高が154億ドル
中央銀行の発表によると、今年8月末現在の総外貨準備高(速報値)は154億2,200万ドルだった。前月末レベルに比べ約6億ドル増加した。①東京債券市場でのサムライボンド(外国人による円建てボンド)発行により、3億1,800万ドルの外貨を獲得した②国際通貨基金(IMF)からスタンドバイ・クレジットの一環として3億1,400万ドルの特別融資を受けた——を要因として挙げている。同額は、4.6カ月分のモノとサービスの輸入額に相当する。中銀は、9月第1週にペソ防衛のため2億ドル規模のドル売りを行った。このため、総外貨準備高の減少が予測される。