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[ 244字|2000.9.7|社会 (society)|econoTREND ]
□ココナツ油輸出量が激増、価格は下落
フィリピン・ココナツ協会によると、今年8月のココナツ油の輸出量(速報値)は11万6,750トンだった。前年同月の3万4,423トン(確定値)に比べ239%増と激増した。1997—98年のエルニーニョ現象による干ばつの影響から脱し、原料となるコプラ(乾燥ココナツ)の生産高が増加したのが要因。一方、同月の国際市場のココナツ油価格(運賃保険料込み)はトン当たり330—350ドルと、前月比7—10%減少。年頭の同650ドルに比べると大幅に下落した。植物油が過剰に出回っていることの影響という。