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石油元売り大手のペトロン社は、今年上半期の損失額が６億7,700万ペソに上ったと発表した。最大要因は国際原油価格とペソの続落。ドバイ市場の原油価格が昨年２月の１バレル当たり10.02ドルから今年６月には同27.24ドルに高騰。ペソの対ドルレートも昨年２月の38ペソ台から今年６月に42ペソ台にまで下落した。また、同社の販売量は前年同期比330万バレル減の2231万バレルだった。石油製品の販売価格を値上げしているにもかかわらず、１リットル当たり37ペソの損失を出しているという。