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[ 280字|2000.7.22|社会 (society)|econoTREND ]
□石炭の輸入量が13%増
エネルギー省によると、今年第1四半期(1─3月期)の石炭輸入量は前年同期比13.35%増の157万7,404トンだった。昨年末にパンガシナン州スアル町で国内最大規模の石炭火力発電所(1,200メガワット級)が商業運転を開始したことで輸入増をもたらした。国別では、オーストラリアからの輸入量が同18.71%増の70万4,874トンで、全体の44.7%を占め最大。伸び率では、中国が同58.79%増の25万9,180トンと最も伸びた。政府は、石油に代わる発電用エネルギーとして石炭を利用する方針を打ち出しているため、石炭の輸入量は増加の傾向をたどるとみられている。