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[ 304字|2000.7.20|社会 (society)|econoTREND ]
□ABS・CBNの広告収入が7%増
国内最大のメディア会社でロペス・グループの中核企業ABS・CBNブロードキャスティング社は、今年上半期(16月期)の広告収入が前年同期比6.7%増の40億ペソだったと報告した。景気低迷の影響で業界全体では広告放映・放送時間が短縮傾向にあったにもかかわらず、好業績を達成した。多様な料金システムを設定するなど販売促進に工夫を凝らしたことが要因とされる。内訳は、テレビ部門(チャンネル3、スタジオ23など)への広告収入が全体の80%を占めた。同部門の首都圏での平均視聴率は46.1%と他社を大きく引き離している。同社は、2000年度の広告総収入が140億ペソに達し、シェア(占有率)は74%に上ると予測している。