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[ 301字|2000.7.11|社会 (society)|econoTREND ]
□PALの純益が過去最高
フィリピン航空(PAL)は、今年4月の収支決算で3億9,270万ペソの純利益を計上したと発表した。単月ベースでは、創業以来59年間で最高の純利益となった。約4億ペソもの純利益を計上できたのは、経営の再建が軌道に乗っているためだと説明している。営業収入は30億2,000万ペソ。そのうち、旅客収入が25億2,000万ペソと全体の83.4%を占めた。利用客は延べ53万6,701人で、平均客席占有率は81%となった。一方、19992000年会計年度(99年4月00年3月期)の収支は4,420万ペソの純利益で、目標にしていた6億5,060万ペソの純損失を大幅に上回り、過去7年間で初めて黒字収支を達成した。