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総合商社大手の丸紅はピリピノ・テレホン（ピルテル）に対し、ミンダナオ島での地上電話回線敷設事業費として貸し出した２億7,900万ドルの一部を現金で返済するよう要求している。ピルテルに融資するため、丸紅が借り入れた債務の返済に迫られているのが理由。これに対し、ピルテルの親会社、フィリピン長距離電話会社（ＰＬＤＴ）は、「銀行以外の債権者との間でも負債をピルテル株に変更することで合意を取り付ける」とし、現金での返済は認めない方針。