econoTREND
[ 270字|2000.6.29|社会 (society)|econoTREND ]
□メトロ銀の不良債権率が大幅減
メトロ・バンクは、今年5月現在の貸出金融資産に占める不良債権の比率が11%だったと発表した。1999年度に記録した15.4%に比べ4.4ポイント減と大幅に減少した。また、4月末現在の国内商業銀行の不良債権比率の平均値14.46%を3.46ポイント下回った。同行は不良債権率の減少に伴い、不良債権への備えである予想貸出損失準備金を18億ペソから10億ペソに削減した。同準備金は支出として計上されるため、削減は支出減につながる。しかし、貸出金融資産の伸び悩みなどによって2000年度の純利益は前年比36%減の20億ペソにとどまると予測している。