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[ 226字|2000.5.20|社会 (society)|econoTREND ]
□PNBの不良債権率が31%
フィリピン・ナショナルバンク(PNB)は、今年4月末現在の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率が31%だったと発表した。1999年12月末に比べ2ポイントの上昇。3月末現在の国内商業銀行の平均値14%を大幅に上回り、市中銀行としては最大級。同行は、不良債権比率の上昇に伴い予想貸出損失準備金を12月末の80億ペソから約3倍の210億ペソに引き上げた。このため、第1四半期(13月期)決算は9億9,300万ペソの赤字となった。