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[ 255字|2000.5.17|社会 (society)|econoTREND ]
□3月の不良債権率は14%
中央銀行の発表によると、今年3月末現在の国内商業銀行の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は14.06%だった。前月レベルに比べ0.27ポイント上昇した。これは、主として、貸出金融資産が前月比1.3%増と伸び悩んだのに対し、不良債権が同3.3%増となったため。各行が不良債権に対する備えとして保有する予想貸出損失準備金が不良債権をカバーする率は同0.6ポイント減の44%に減少した。一方、2月末現在の国内貯蓄銀行の不良債権比率は12.48%で、前月に比べ0.98ポイント下落した。