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[ 236字|2000.5.2|社会 (society)|econoTREND ]
□エーサーが雇用の大幅削減を警告
台湾系の電子部品・製品製造大手エーサー社は政府に対し、台湾・比両国間での航空協定再締結を直ちに認めない限り、比での操業規模を縮小し、従業員の半数を解雇すると警告している。両政府は、今年1月に運航再開に向けて暫定合意に達していた。しかし、比側が3月、再び協定を破棄したため現在は台北—マニラ間の直行便は運航停止されている。このため、同社は「多大の損害を被っている」と主張。直行便再開のめどが立たないならば、スービック湾自由港・特別経済区での工場拡張計画も中止するとしている。