econoTREND
[ 256字|2000.1.18|社会 (society)|econoTREND ]
□半導体大手が輸出向けに工場拡張
米国系の半導体製造大手サイプレス・セミコンダクター・フィリピンズ社は、カビテ州のゲートウェイ工業団地にある工場を拡張、輸出向けに新たに携帯電話やポケットベルのメモリー回路などに用いられる電子部品(FBGA)を製造する。投資額5億3,740万ペソ。新事業は、経済区庁(PEZA)によってパイオニア事業として承認されている。このため、3%の特恵法人所得税率や輸入資本財に対する関税免除など税制面を中心に各種の優遇措置が受けられる。6月に操業を開始し、年間1,139万ドルの輸出額を見込んでいる。(15日・スター)