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1月18日のまにら新聞から

財界大物7人が同行 ダボス会議出席の大統領に

[ 673字|2023.1.18|政治 (politics) ]

世界経済フォーラム年次総会に出席中のマルコス大統領と共に、財界大物7人も参加

 世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に出席中のマルコス大統領と共に、財界大物7人が参加していることが分かった。東南アジア諸国連合(ASEAN)からの首脳級参加はマルコス大統領が唯一とされ、「ASEAN代表」としての性格が強まっている。

 顔ぶれはいずれも有名財閥を率いるアビン・アボイティス氏(アボイティス)、ケビン・アンドリュー・タン氏(アライアンス・グローバル)、ハイメ・ソベル・デアヤラ氏(アヤラグループ)、ランス・ゴコンウェイ氏(JGサミット・ホールディングス)、ラモン・アン氏(サンミゲル)、テレシタ・シー・コソン氏(SMインベストメンツ)、エンリケ・ラソン氏(インターナショナル・コンテナ・ターミナル)。

 WEFでは、比がアジア太平洋地域におけるゲートウエーであることを、地域成長のリーダー・推進役としてアピールするという。マルコス大統領はスイス到着を前に、「フィリピンはビジネスのために開かれ、有能で教育水準の高い労働者、経営者、専門家を抱えている。彼らを中心に、外国企業や国内企業の地域的、そして世界的な拡大計画を補っていく準備は常にできている」とアピールした。

 大統領自身、WEFでの質疑応答の場で、政権が達成してきた成果についてより詳しく説明できることを楽しみだとした。今回のスイス行きは、昨年11月にプノンペンで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議とバンコクでのアジア太平洋経済協力(APEC)の両会議に参加した際、WEFのクラウス・シュワブ名誉会長から招待を受けていた。(岡田薫)

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