サラ候補への支持が最も強固 世論調査
[ 421字|2022.4.20|政治 (politics) ]
サラ候補の支持率は51・3%。そのうち90%は「投票先を変更しない」と回答
民間調査会社パブリクス・アジアは18日までに、首都圏における正副大統領候補の支持率調査(4月実施)の結果を発表した。それによると、故マルコス元大統領の長男ボンボン・マルコス候補が51・6%、同候補とペアを組むダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長が51・3%と、ペアで過半数の支持を獲得しトップを維持した。
支持候補へ投票する意思を「変更しない」と回答した割合では、サラ候補が90%を獲得し、「岩盤支持層」の多さは正副大統領候補中トップだった。
一方、ボンボン候補支持者のうち「投票先を変更しない」と回答したのは86%だった。
ボンボン候補を追うレニー・ロブレド候補=副大統領=の支持率は24・3%。そのうち87%が「投票先を変更しない」と回答した。
パブリクスのシンスアット理事は「首都圏における投票の意思を定めた投票者数は全国動向の指標になる」と指摘している。
調査は4月8~13日の間、比成人1625人を対象に実施された。