ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2011.12.26|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
境界線の確定作業始まる
ダバオ市で市境や市内のバランガイ(最小行政区)の境界線を確定する測量作業が本格化している。環境天然資源省(DENR)が共和国法第2259号に基づいて全国的に行っている測量の一環で、実地作業は民間の土地測量会社に委託している。
サンプルナDENRダバオ地域事務所長によると、同市では既に77%の測量が終了しており、市当局では「完成すれば、境界をめぐる土地争いが激減し、偽の土地台帳も横行しなくなる」と話す。また、各バランガイごとの適正な徴税もできるようになると期待を寄せている。
DENRでは、主務官庁として全国に23の測量事務所を設置。2011年は3億2900万ペソだった予算も12年は36億ペソに増額される。(20日、ビジネスワールド)