ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2011.3.28|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
元大統領にちなみ改名を
セブ州出身のアルコバ下院議員が、地元の山の名をマグサイサイ元大統領にちなんで「ラモン・F・マグサイサイ山」と改名する法案を提出した。
同元大統領は1957年、セブ市訪問の帰途、搭乗していた小型機が同市郊外のマヌンガイ山(海抜1003メートル)に墜落して死亡した。地元では自然愛好家に人気があり、同元大統領が亡くなった3月17日には追悼登山も行われている。同議員は「国民的な人気があった大統領の名を永遠に残すため」に改名を発議したと説明している。
改名の理由として同議員がもうひとつ挙げているのは、「マヌンガイ」という比語が民話に登場する異形の生物「マナナンガル」を連想させるためでもあるという。(22日・ブレティン)