生計支援
[ 328字|2014.1.5|気象 災害 (nature) ]
労働雇用省、台風ヨランダで被災した経営者の事業再開を資金面で援助
労働雇用長官は3日、台風ヨランダ(30号)で被災した事業主の事業再開を資金面で援助すると発表した。
バルドス労働雇用長官によると、事業の規模によって1万ペソ以上の開業資金を無償提供するという。
同長官は「今後は緊急雇用支援から生計支援に順次切り替えてゆく」と述べ、「政府は、実行可能な事業を再開しようとする被災者に対し、多額の資金援助をする用意がある」とも話した。
一方で同長官は、12月から実施してきた緊急雇用プラグラムでは、がれき撤去作業員など1万8千人のうち、半数以上の9697人が契約を終え、賃金を受け取ったと明らかにした。
国際労働機関(ILO、本部・ジュネーブ)の調査によると、今回の台風による被災で約500万人が職を失った。