台風ヨランダ(30号)
[ 372字|2013.11.20|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
タクロバン空港を除く被災地全13空港が完全稼働へ。ネグロス島では電力復旧
比民間航空局(CAAP)は19日、ビサヤ地方レイテ州タクロバン空港を除き、台風ヨランダ(30号)で被害を受けた全13空港が48時間以内に完全稼働できると発表した。
完全稼働できる13空港はカリボ、カティクラン、ブスアンガ、タグビララン、ドゥマゲッティ、カルバヨグ、サンホセなど。
タクロバン空港は、救援物資や被災者の避難を優先するため、民間運航の制限が続いている。
一方、国家送電公社(NGCP)は19日、ビサヤ地方ネグロス島全体で電力供給が回復したと発表した。
台風で被害を受けた同地方の変電所は15カ所。このうち10カ所は通電可能な状態に回復した。送電線の修理完了と共に、電力が供給できる見込み。
同公社は政府が課した、12月24日までの被災地の電力供給完全復旧に向け、職員1400人を動員して復旧作業に当たっている。