台風ヨランダ(30号)
[ 349字|2013.11.18|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
死者数4千人に迫る。被災者総数は1千万人を突破
17日午後6時現在の国家災害対策本部発表によると、台風ヨランダ(30号)の死者数は前日から339人増えて3976人となり、4千人に迫っている。被災者の総数は約1174万人(約218万世帯)と、被災10目にして1千万人を突破し、フィリピン総人口の約1割が被災したことになる。
負傷者は約1万8千人、不明者は1590人。
避難者は約394万人(約83万世帯)に上り、そのうち約35万人(約7万2千世帯)が1530カ所の避難所での生活を余儀なくされている。
ライフラインでは、ビサヤ地方アンティケ、カピス、イロイロ各州の一部地域で水道の供給が止まったまま。携帯電話による通信状況が回復した州もあるが、甚大な被害を被ったレイテ州は依然として53%にとどまり、最悪は東サマール州の14%だった。