台風ヨランダ(30号)
比人就労者支援団体、台風で被災した就労者の家族への支援求める
台風ヨランダ(30号)によるビサヤ地方での被災を受けて、比人海外就労者(OFW)支援団体のミグランテ・インターナショナルは10日、労働雇用省海外労働者支援局(OWWA)に対して、被害を受けたビサヤ地方に住む就労者の家族への支援を行うよう求めた。
ミグランテ・インターナショナルによると、今回の台風の影響で、約10万世帯の就労者の家族や関係者が被災したという。同団体は「OWWAは今回の災害で被災した就労者家族への支援を行う義務がある」とし、OWWAを通して就労者の家族の安否確認、支援物資の配布を行うことを求めた。
OWWAはこれまでも、甚大な災害の際には就労者の家族へ水、食料、医薬品などの支援を行ってきた。また、必要に応じて、被災地の生計・復興支援も行っている。
OWWAからの支援とは別に、ミグランテ・インターナショナルは、世界各地の就労者に資金や物資の援助を呼び掛かけている。