ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2012.10.15|気象 災害 (nature)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
無人気象台を設置
ミンダナオ地方西ミサミス州のオサミス市に無人気象台が設置されることになった。洪水や地滑りを防止するため、台風などの気象異変を早期に観測するのが目的で、フィリピン気象庁とオサミス市がこのほど、設置に向けた覚書に調印した。
無人気象台が置かれるのは、オサミス市中心部から約15キロ離れたキヌマン・バランガイ(最小行政単位)。マリンダン山系国立公園の麓という気象観測に適した位置にある。気象庁の機材を使って、気象台では風速、気温、気圧、湿度、雨量を常時観測し、天気予報の精度向上のため、大きな役割を果たすと期待されている。覚書には、気象庁とオサミス市が観測機材を効率良く、効果的に運用するため、協力するとの文言が入っている。(10日、ブレティン)