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　フィリピン産農産物の輸出を強化するため、農務省と貿易産業省（ＤＴＩ）が提携することで合意した。バナナ、マンゴー、海藻、コーヒー、カカオなど高付加価値農産物の輸出拡大に向けた海外需要を掘り起こすために協力する。９月単月の農産物輸出額は全体の９％に相当する４億9260万ドルで、この比率をさらに引き上げるために輸出振興プログラムを立ち上げ、比産農産物の世界市場への展開を拡大する。新たな合意の骨子は、両省で農産物の貿易促進や戦略的投資、中小零細企業への支援、市場アクセスや関税問題などの解決で協力するほか、農産物輸出ヘルプデスクを新設したり、物産別評議会を設置することなどが含まれる。農務省輸出開発事務所も、これまで単体で海外市場開拓に取り組んできたが、今後はＤＴＩとともに進める。（17日・マニラタイムズ）