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11月26日のまにら新聞から

33年までの発電計画 風力と太陽光が上位

[ 445字|2024.11.26|経済 (economy)|econoTREND ]

 エネルギー省によると、2033年までに商業運転開始を目指す再生可能エネルギー発電事業案件の総発電量合計が9万2392メガワットとなっており、内訳では風力発電事業が総発電量6万4066メガワットで全体の69.34%を占め最大。次いで多いのは太陽光発電事業で総発電量1万2121メガワットと全体の13.11%を占める。3~5番目に多いのは、水力発電事業(総発電量7316メガワット)、天然ガス発電(同5888メガワット)、電力貯蔵システム(同2209メガワット)となっている。その他にも地熱発電(同325メガワット)、石炭燃料発電(289メガワット)、バイオマス発電(177メガワット)も含まれる。事業地別ではルソン地方が全体の75%を占めて最大で、25%がビサヤ、ミンダナオ両地方で計画されている。国のエネルギーシナリオでは、国内のピーク時電力需要量は2050年に68.5ギガワットと2022年の16.6ギガワットから312%増加すると予測され、発電量の大幅な増加が必要。(25日・スター)

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