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　アラブ首長国連邦のドバイに拠点を持つエミレーツ航空は20日、首都圏タギッグ市ボニファシオ・グローバル・シティー（ＢＧＣ）に東南アジア地域では初となる直営店舗「エミレーツ・ワールド」を開業した。航空チケットの予約・販売や、さまざまな関連サービスを提供する。海外直営店は香港、ロンドン、ナイロビなどにもあるが、今後３年間でさらに多くの海外拠点を拡充する計画。エミレーツ航空は1990年にマニラ便を就航し、その後、セブやクラークにも路線を拡大している。現在、ドバイから比に毎週28便を運航しており、１週間当たりの座席供給数は約２万2700席。昨年、フィリピン航空（ＰＡＬ）と比国内線への相互連絡を拡充するための提携を結んでおり、マニラ、セブ、クラーク空港を拠点として比国内各地の地方空港との連絡も強化している。（23日・スター）