金利引き下げで 上場企業増加か
[ 378字|2024.10.7|経済 (economy)|econoTREND ]
拡大商銀最大手BDOの証券投資部門、BDOキャピタル&インベストメンツのエドゥアルド・フランシスコ社長は4日、中銀が金利引き下げに舵を切ったことから、2025年の新規株式公開は10社以上になるとの見通しを示した。フランシスコ社長によると、1~3月期に3社が、下半期に7社が上場するとしている。新規株式公開の規模はいずれも約50億ペソと見積もられており、10社で総額500億ペソになるとしている。来年の上場企業の業種としては、不動産開発と食品・飲料、小売り業界の企業が中心で、再生可能エネルギー企業は含まれない見通しだという。上場が見込まれていたSMプライムの不動産投資信託部門子会社やエンリケ・ラソン氏率いるプライムインフラストラクチャー、アヤラ財閥系のGキャッシュなどは株式市場の状況が不透明だとして今年の上場を見送っている。(5日・インクワイアラ―)