廃車リサイクル事業 パンパンガ州で開始
[ 299字|2024.10.4|経済 (economy)|econoTREND ]
日系自動車メーカーのトヨタ・モーター・フィリピンはこのほど、パンパンガ州メキシコ町で比で初めてとなる廃車リサイクル事業(ELV)が日本の国際協力機構(JICA)などの支援を得て開始したと明らかにした。「エン・ツムギ(En Tsumugi)」と呼ばれる事業で、金属回収業を行う比企業のスプリーム・マイル・トレーディングとコロクラウンがJICAから融資を受け、トヨタ・モーター・フィリピンや三井物産などから事業開発や技術支援を受け入れて施設の開所にこぎ着けた。トヨタ自動車は世界中で廃車リサイクル施設を100カ所設立する目標を掲げており、フィリピンでのELV施設開設もその一環という。(3日・スター)