メガワールド純益 連続10%増と予想
[ 424字|2024.10.1|経済 (economy)|econoTREND ]
マレーシアの投資銀行大手メイバンク・インベストメント・バンキング・グループは、不動産開発大手メガワールドの2025~26年純益が連続で10%近く伸びると予想した。25年決算については高級コンドミニアムなど住宅販売が好調で、モール賃貸スペース事業収入も伸びるとして、純益が194億ペソと前年比9%増加すると予測した。メガワールドは24年半ばまでに発売した住宅開発事業のうち70%以上が中・上流階層向けとなっており、収益体制が盤石と同行が分析。また、今後2年間でモール事業の総床面積増加分も15万平方メートルと堅調に伸びる計画だとし、モールの賃貸スペース稼働率も25年度は90%を維持する見込み。ホテル事業部門も6月に国内最大規模のグランド・ウェストサイド・ホテル(パラニャーケ市、1530室)を開業し、チャンセラー・ホテル・ボラカイ(554室)も年内に開業予定で、国内観光業の回復を機に積極投資している姿勢を評価した。(9月30日・マニラタイムズ)