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　マレーシア系格安航空中堅のエアアジア・フィリピンは、現在国内線を中心に航空機16機で運航している態勢を、2025年にはコロナ禍前水準の24機に拡充できる見通しだと発表した。同社によると、近くコロナ禍前に運航していたマニラ～サンボアンガ、マニラ～ジェネラルサントス便を再開する計画で、ドゥマゲテ、レガスピ、トゥゲガラオ、ブトゥアンへの早期運航再開も目指している。同社によると、１～８月期のボラカイ便乗客数が110万人に達しており、昨年１年間の同路線の乗客数130万人を超える勢いで伸びている。１～６月期の同社の全乗客数は前年同期比９％増の358万人で、６月の座席利用率は２ポイント増の93％と好調。（16日・インクワイアラ―）