比ツナ缶メーカー ココナツ事業に注力
[ 327字|2024.7.4|経済 (economy)|econoTREND ]
ツナ缶製造大手センチュリー・パシフィック・フード(CNPF)は、ココナツ加工事業を拡張するため年内に25億ペソを支出する計画。テオドロ・ポーCEOによると、同社はツナ缶以外にもココナツウォーター、バージンココナツオイル、ココナツミルク、乾燥ココナツなどを生産しているが、米国や東南アジアからこれらココナツ製品の注文が増えており、ミンダナオ地方にあるココナツ加工工場の生産能力を大幅に引き上げる。同社は今年初めに世界的なココナツウォーターブランド「ビタココ」の製造企業と今後5~6年間にわたる供給契約を結んでいる。これを契機に、自社ブランドの「ココママ」に加えてOEMのための施設拡充に4000万ドルを投資する計画も進めている。(2日・インクワイアラ―)