スペイン風力発電企業 比で28年の着工目指す
[ 349字|2024.7.2|経済 (economy)|econoTREND ]
スペイン・マドリッドに拠点を持つ再生可能エネルギー企業ブルーフロート・エナジーは、同社としてフィリピン最初の洋上風力発電事業を2028年初頭に開始する。同社は昨年、ルソン地方3カ所とミンドロ島南部の計4カ所の風力発電開発契約を買収し、有力開発候補地の事業可能性調査を実施中。総発電量7.6ギガワットの比最大規模の洋上風力発電所を建設する計画で、海洋固定式の風力発電事業に対して1メガワット当たり250~400万ドル、浮上式風力発電に対しては同600万ドルをそれぞれ投資する。4事業地すべてで開発を開始した場合、計1万2000人を雇用する。第1期事業の完工を2031~32年に計画しているが、開発周辺地域の港湾施設の少なさや全国送電会社の送電網拡充など問題点もいくつか指摘している。(1日・スター)