対外債務1287億ドル3月に過去最高更新
[ 346字|2024.6.18|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、3末月時点での対外債務総額は前年比8.3%増の1286億9000万ドルに拡大し、過去最高を更新した。2023年末時点の1254億から2.6%増加した。今年1~3月期に市中銀行による対外借入が25億ドル純増したことに加え、政府など公共部門による対外借入も3億3100万ドル純増したため。また、外国人投資家による比国債への投資も12億ドル純増した。しかし中銀は、対外債務が国内総生産(GDP)に占める割合は29.0%と、依然安定した水準にとどまっているとしている。3月の対外債務のうち償還期限1年を超える中・長期債務が全体の86.7%を占めている。また公共部門による対外債務額は789億ドルと全体の61.3%を占めており、前期の同62.1%から縮小している。(17日・スター)