印港湾運営大手が比で貨物港開発か
[ 292字|2024.5.6|経済 (economy)|econoTREND ]
インドの新興財閥アダニグループの港湾運営子会社アダニ・ポーツ&スペシャルエコノミックゾーンのカラン・アダ二代表取締役は2日、マルコス大統領を表敬訪問し、フィリピンでの港湾開発事業への進出を検討していることを伝えた。ルソン地方バタアン州に、長さ200~250メートル、載貨重量5万~8万トンの大型船が接岸できる水深25メートル以上の港湾施設を建設する。アダニは、「マルコス政権下での比は、経営する上での規制や環境が安定している」として進出に意欲を示している。一方、マルコス大統領は同社に対し、農産物を取り扱うことができ、比国内の流通を支える施設にしてほしいと要望した。(4日・スター)