フィンマ子会社がベトナム進出検討
[ 361字|2024.4.30|経済 (economy)|econoTREND ]
実業家ラモン・デルロサリオ氏が経営する複合企業中堅フィンマは、教育部門子会社フィンマ・エデュケーション・ホールディングスを通じて2025年中にベトナムの大学買収を検討している。学生数3千~5千人の私立大学を3億~5億ペソで買収できると試算している。同社はインドネシアですでに地元の財団を運営パートナーとして大学事業に進出している。フィンマ・エデュケーションは現在フィリピンとインドネシアで計15万人の学生を抱えており、23年決算は連結収入が54億4000万ペソ、純益が12億ペソと好調。今後5年間で比の学生数を35万人に増やすなど国内外で教育事業を拡大させる。同社は首都圏でセントジュード大、またラグナ、リサール、パンガシナン、ヌエバエシハ、イロイロ各州やカガヤンデオロ市で大学を経営している。(29日・マニラタイムズ)