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　デジタル銀行協会によると、2023年12月末時点のフィリピン国内で操業するデジタル銀行６行の利用者総数は590万人で前年比27％増加した。一般銀行利用者数の伸び率が４％にとどまっていることから、デジタル銀行への期待の高さがうかがえる。昨年末時点との比較では、預金総額は350億ペソから690億ペソ、貸付残高110億ペソからも250億ペソと倍増している。2021年の中央銀行の調査では成人の56％は何らかの金融サービスを利用しているが、銀行口座を持つ割合は23％にとどまっている。また、貯蓄のある成人のうち31％、何らかの融資を受けている成人のうち４％しか一般銀行を利用しておらず、同協会はデジタル銀行の利用増に期待している。（６日・マニラタイムズ）