クレジットカードを廃プラ使用に切り替え
[ 368字|2024.3.21|経済 (economy)|econoTREND ]
ユーチェンコ財閥系拡大商銀リサール商業銀行(RCBC)は、新規発行するクレジットカードの素材を再生ポリ塩化ビニルに転換するプログラムを強化している。脱炭素化を進めている同行は、素材転換プログラムを2023年から開始しており、すでに新規のクレジットカードの6割以上が再生プラスチック素材のものに置き換わっている。同行は21年にトウモロコシを原料とする生分解性バイオマスプラスチックポリ乳酸を素材とし、シンガポールの有力電子商サイト運営会社と提携したZaloraクレジットカードの発行も開始している。また、クレジットカードの使用明細のデジタル化も進めており、現在、クレジット口座の96%がデジタル化明細に移行している。RCBCの23年純益は122億2000万ペソで前年比1.1%増、預金残高は同19%増の9570億ペソ。(19日・スター)