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　複合企業大手サンミゲルは、パシッグ川沿いに高架高速道（総延長19キロ）を建設する事業計画を撤回した。沿線予定地自治体の住民や環境保護団体などから反対の声が高まっており、同社のアン社長も「地域住民の声を尊重する」と述べた。市民団体の「イロッグ・パシグラヒン・ムーブメント」は同計画に関する政府との事業契約書を正式に破棄するよう求めたほか、首都圏パシッグ市からリサール州タイタイ町を結ぶ南部マニラ首都圏高速道（ＳＥＭＭＥ）やマニラ港湾地区からイントラムロスなどを結ぶ南部アクセス接続高速道（ＳＡＬＥＸ）の建設事業計画も環境に大きな影響を与えるとしていずれも撤回するよう同社に求めた。（18日・スター）