サンミゲル連結純益67%増の447億ペソ
[ 378字|2024.3.18|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手サンミゲルの2023年決算報告によると、連結純益が前年比67%増の447億ペソだった。アルコール製造、石油元売、インフラなどの業績が好調だった。EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益)は同24%増の2053億ペソ。サンミゲルフード&ビバレッジは総収入が同6%増の3798億ペソ、純益が同10%増の381億ペソで、ビール事業の総売上が1473億ペソと同8%増加したが、販売量ではコロナ禍前水準をまだ25%下回っている。食品事業の総売上は1788億ペソで同2%増加した。また、ペトロンは純益が同51%増の101億ペソと大幅に改善。SMCインフラストラクチャーの連結総収入も340億ペソと同17%増加した。しかし、サンミゲル・グローバルパワーの総収入は696億ペソと同23%減少している。(14日・マニラスタンダード電子版)