アヤラ持株会社純益が過去最高
[ 386字|2024.3.15|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥の中核持株会社アヤラ・コーポレーションの2023年決算報告によると、純益が前年比48%増の410億ペソで、コロナ禍前水準を超えて過去最高だった。拡大商銀BPIが同31%増の517億ペソ、不動産開発アヤラランドが同32%増の245億ペソに増えたことが全体の純益増に貢献した。一方、再生可能エネルギーACENは同43%減の74億ペソ、携帯通信グローブ・テレコムが同29%減の246億ペソだった。しかし、グローブの総サービス収入およびEBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益)はそれぞれ1620億ペソおよび810億ペソと過去最高を記録した。また、電子機器・部品製造部門のIMIや4輪車販売部門のACモーターズを傘下に持つACインダストリアルズは12億ペソの赤字で、前年の17億ペソの赤字から損失幅が縮小した。(13日・マニラスタンダード電子版)