23年通年国際旅客数19年水準に到達せず
[ 422字|2024.3.7|経済 (economy)|econoTREND ]
民間航空局(CAB)によると、2023年通年の国内、国際線旅客総数は5018万人で前年比55%増加した。しかし、コロナ禍前の19年に記録した6007万人に比べると16%下回っている。国内線が同29%増の2897万人と19年水準(2954万人)にほぼ到達したのに対し、国際線は同115%増の2121万人に拡大したものの、19年水準(3053万人)にはまだ届いていない。国内線の航空会社別旅客数は、セブパシフィックが1511万人で過半数を超えてトップ、次いでフィリピン航空(PAL)とPALエクスプレスが計851万人で2位だった。3位はエアアジアフィリピンで481万人、4位はエアスウィフト(35万5458人)、5位はロイヤルエアー・フィリピン(10万4473人)と続いている。一方、国際線では外国航空各社の旅客数が計1146万人で全体の54%、比航空会社ではPALが552万人でトップだった。セブパシフィックは298万人だった。(5日・スター)