23年の銀行間送金取扱総額5兆ペソ
[ 345字|2024.2.8|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピンの銀行間送金サービスInstaPayを通じた2023年の取扱総額が前年比45%増の5兆ペソに拡大した。取り扱い件数は同56%増の8億3856万件。同サービスを管轄するBancNetのエルマリー・レイエス最高経営責任者によると、昨年12月には月間最高件数となる9700万件、同月15日にはこれまでの1日当たりの最高取り扱い件数290万件を241%上回る410万件を処理するなど、順調にサービス利用件数が増えている。InstaPayは中央銀行が18年に国家包括的決済システムの枠組みで導入し、過去5年間の取り扱い総件数は21億件、送金総額は12兆4000億ペソになっている。23年末時点でInstaPayと提携している市中銀行は65行で、電子マネー決済会社は21社。(6日・スター)