食品大手RFM23年純益が14%増
[ 370字|2024.1.26|経済 (economy)|econoTREND ]
実業家ホセ・コンセプション氏が経営する食品メーカー大手RFMコーポレーションは、2023年の監査前財務報告を行い、純益が12億ペソと22年比で14%増加したと明らかにした。売上も207億ペソと同7%拡大した。同社はミルク製品やパスタ、アイスクリームやパン製品などを製造している。昨年はインフレの影響で需要が若干弱含みだったが、小麦と牛乳の価格が下落したために収益が改善したという。同社は24年についてアイスクリーム部門で競争が激しくなると予想しながらも、原材料価格がさらに落ち着くとみられるため、売上と純益ともに1ケタ台のプラス伸び率を維持できると予測している。同社は24日、今年最初の配当支払いを3月5日に行うことで役員会が承認し、1株当たり0.074ペソ、総額2億5000万ペソの配当を実施すると公表した。(24日・インクワイアラ―)