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　格安航空大手セブパシフィックは2023年１年間でエアバスＡ330ネオなど計19機の納入が完了したと発表した。年間納入台数としては過去最多。これで新機が77機体制となり、世界でも有数の新型機を大量に抱えた航空会社となる。同社は座席供給能力を引き上げることに加え、ジェットエンジンのリコール修理のため所有機の２割程度を24年に運航停止させる必要があるため、12月５日にブルガリア航空との間で、エアバス320ＣＥＯ型航空機２機を１月から５月まで一時的に借り受けるリース契約も結んでいる。ダンプリースと呼ばれる契約で、機体だけでなく、パイロットや客室乗務員もブルガリア航空側が用意する。この機体はマニラとセブ、ダバオを結ぶ主要国内路線に投入する計画。（１日・インクワイアラ―）